中国政府公認資格
HSK漢語水平考試は、中国国家教育部(日本の文部科学省に相当)が実施する、中国語を母国語としない外国人学生、華僑、中国少数民族等の中国語運用能力を測る統一標準化国家試験です。
また、世界共通基準に準拠したグレード設計で、その評価測定基準は英語圏のTOEFLに相当します。
このテストは、1990年2月に専門家による審査を経て、中国国家教育部が認可しました。
翌年から、世界各国で実施されるようになりました。
既に中国国内を含め118ヵ国、875以上の試験会場で実施されています。
世界中で通用する資格です。
アジア国際交流奨学財団が初めて紹介
日本では、財団法人アジア国際交流奨学財団が、1991年にこの試験を初めて紹介しました。
その後、財団法人アジア国際交流奨学財団が中国国家教育部から、西日本事務局としての位置付けの認定を受け、HSK試験の提携機関として実施しております。
2010年に、新HSKがスタート
中国国家漢弁は中国国内外の中国語教育、言語学、心理学及び教育測量学等の領域の専門家を組織し、海外の中国語教育の実情を踏まえ、HSKの特長を活かし、近年国際的な語学試験の研究において新しい成果を修め、新漢語水平考試(HSK)を開発しました。
コミュニケーション能力に重点
新HSKは、国際漢語能力標準化試験であり、中国語を母国語としない中国語学習者の生活面、学習面、仕事面における中国語のコミュニケーション能力を測ることに重点を置いています。
新HSKは、筆記試験と口頭試験からなり、それぞれ独立した試験です。